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【じめじめむしむしはイヤ】調湿について学んでみた! – いえづくりログ16

【じめじめむしむしはイヤ】調湿について学んでみた! – いえづくりログ16

ご訪問ありがとうございます。
本記事の内容は2020年の夏の出来事です。

前回まで

実際に宿泊体験に行った3社の感想を述べてみました。
各社各様、いろんな強みがあります。

デザインが好みなのはあっちだし、
性能がいいのはこっちだし…。

性能とデザインって両立できないの?
もっと適切なパートナーがあるんじゃないの?
と考え始めるのでした?

そうして、
もっと視野を広げるべく
勉強をすすめるのでした。

– いえづくりログ

4月~5月になって、
少し気温が高くなってくると、
急に室内の湿度が上がりますね!

今日はそんな湿度のお話しです。
湿度をコントロールしたい…!

後半の方は
新居のケーススタディということで、
ちょこちょこと計算してますけど、
ご興味あれば見てみてください。

– 湿度とは

みなさんご存じ、
空気中にどれだけ水蒸気が含まれているかを示す指標です。
敢えて説明する必要もないかと思いますが一応触れておきます。

単位としては、
[g/㎥]とか[%]をよく見るかと思います。

一般的に”湿度”というと、
[%]で表記されているものが多いですかね。

この[%]で表記されている湿度は、
相対湿度といいます。

定義としては、
相対湿度 = 水蒸気量/飽和水蒸気量
です。

たしかこれは中学で習うやつです。
天気予報なんかもこの相対湿度で表されています。

対して、[g/㎥]で表記されている湿度は、
絶対湿度といいます。

定義としては、
1㎥あたりに含まれる水蒸気量
です。

普段生活している分には、
相対湿度がどれくらいなのかな?
を気にされている方が多いイメージです。

– 湿度って大事なの?

若い頃、
湿度なんて気にしたことありませんでした。

しかし年々、
「湿度って大事なんだな」
と感じることが多くなります。

日常生活の中で湿度が気になるあるある~

梅雨時に室内干しが乾かない。
クローゼットに湿気こもってカビ発生。
冬場に乾燥でのどが渇く。風邪をひく。
などなど…。

たぶん普段生活している分には、
気温ばかりに目が行ってしまうんですけど、
湿度が高い/低いことによる弊害って目に見えたときには遅いんですよね。

当時勉強していた動画がこちら。

動画のストーリーとしては、
夏場の暑いムシムシした風を
室内に取り込むのはナンセンスだよね。

という感じなのですが、
わたしが当時衝撃を受けた、
というか湿度って大事なんだと認識した絵が初っ端に出てきます。

結論から言うと、
50%前後に相対湿度を保ちましょう。
ということ。

当時、この動画を見て買ったものです。
温湿度計を…。
(前回のブログに登場してたやつ)

– 我が家の湿度との戦い

勉強して湿度のことを知ってしまうと、
50%前後に抑えたい…!
と思ってしまうもの。

しかし我が家(アパート)でそれをするのは至難でした。

推測も入りますけど、
大きく2点で難しいなと感じました。
・3種換気だと難しい。
・気密が悪くて難しい。

– 3種換気の難しさ

当然ながら、
我が家(アパート)は3種換気なので、
一条のようなロスガードがついているはずもなく。

外気はガンガン室内へ。

冷房で除湿しようとも、
一向に下がらない湿度。

梅雨~夏は平均相対湿度70%は超えてました。

当時一条工務店の体験宿泊で、
1種換気の威力は身をもって体感していたので、
やっぱり3種だと厳しいな~…。

– 気密が悪いことの難しさ

我が家(アパート)は本当に気密性能悪いです。

こちらでも紹介しましたが、
我が家はレンジフードを使うと、
キッチンの収納の中から風が来ます…。

狭いワンルームに住んでますけど、
隙間だらけなんだと思います。

こういうアパートってC値どれくらいなんでしょうね。
ちなみにパナホーム。

3種換気 + 気密の悪さで、
外気がガンガン入ってくるわけです。
室内に。

外気を除湿しようとしてるようなものなので、
湿度が下がるはずもなく…。

– デシカント式除湿器投入!

もともとのアパートの設備で湿度を下げることは不可能だとわかった…。

というわけで、
買いました。これを。

コンプレッサー式にするか、
デシカント式にするか、
ハイブリット式にするか…。

いろいろ悩んだのですが、
冷房で除湿できないんだから、
デシカント式にするのが無難かな…。
と考えてデシカント式に。

当時どの程度の価格だったかは記憶にあらず。

– 効果は…?

ばつぐんでした。

デシカント式除湿器を投入したことで、
・室内の湿度が50%前後に!
・部屋干しも乾く。

というところで、
当時「スゲー!」と感動していたのをよく覚えています。

– 罠

少し調べたことのある方ならおわかりのはず…。

そうです。
コンプレッサー式は電気代が高いのです…!

公式の情報によると、
1時間あたり7.9円かかるらしいので、
24時間で189.6円。
1か月使いっぱなしにすると5,688円!

まあ実際はそんな使い方はせず、
湿度を見ながらポイントポイントで使用します。

なので、
雨の日にどうしても除湿したい。
とか、
部屋干し中だけ除湿したい。
とか、
そういう感じで使うとして、
だいたい1,000 ~ 2,000円くらいが
プラスアルファとして電気代に乗っかってきそうですね。

ちなみに、我が家の実データ。

2020年の9月に除湿器を購入しました。

2020年の8月:約7,800円
2020年の9月:約1,7000円

!?

はい、実は最初の1か月は、
除湿スゲー!
てな感じで割とずっとつけっぱなしにしていました。

というところで、
だいたい+5,000円くらいされてるはず。

それに加えて、
デシカント式って室温がどうしてもあがるので、
冷房の負荷があがっちゃうんですよね。

その分がプラスされて、2020年の9月の電気代はすさまじかったです…。

以降、除湿器はポイントポイントで使うようになりました。

– 結論として

アパートの室内湿度を
50%前後に保つ、というのは
お金をかければできる…。

けど、やります?

正直なかなか厳しい…。
70%程度でも許容して生きていくことにしました。

でもデシカント式除湿器は、
パワーは抜群にあるので、
湿度にお困りの方にはオススメです。

– 調湿って?

さてさて、
そんなこんなで2020年の夏は、
・湿度を下げなきゃ!
・デシカントすげー!
・電気代やべえ…。
という感じで一幕を閉じたのですが、
湿度をコントロールする、
つまり、調湿ってほかに手段ないのでしょうか。

一番効果が高い手段の1つが、
全熱交換型1種換気なんでしょう。

これについては身をもって体感済み。

一条の家は、ロスガード + 気密性能が良い。
というので、外気の湿度に依らず、
室内を50%前後にキープすることができていました。
(冬は体感してませんので、夏の話)

もう1つ。
いえづくりのことを調べていると出てくるもの。

それが珪藻土の室内壁による調湿、
あるいは無垢フローリングによる調湿、
です。

これらの効果ってどれくらいあるんでしょう?

– エコカラット!

調湿できます!
をうたっている室内壁で
一番有名?効きそう?なのがエコカラットだと思います。

こちらのページによると、
エコカラットは、
・調湿壁紙の25倍
・珪藻土の5 ~ 6倍
の吸放湿能力があるそうです。

また、こちらのページによると、
推奨施工面積は床面積の1/4
とのこと。

この施工をすることで、

冬場の温度低下による結露の発生を想定し、冬の夜にエアコンにて暖房(22°C、50%RH)して就寝し、その後暖房を止め、成り行きで部屋の温度 が6時間後の朝10°Cまで下がっていく場合に、室内相対湿度の上昇が100%に到達せず結露が発生しない施工面積を計算で求めています。 下記の表を参考に施工面積の目安としてください。

と、なるようです。

6時間後の朝に10℃まで下がる、
というのが家の性能低い気がしますが…。
それはさておき。

エコカラットがあれば、
・冬場絶対結露しません!
・夏場60%以上になりません!
ということはないのですが、
6時間程度なら耐えられます!と書いてあります。

あくまで、
湿度の変化が穏やかになります。
という機能性です。

ですので、
本当に湿度を50%程度でキープしたければ、
全熱交換型の1種換気を導入するか、
除湿器を使って頑張るか。
ということを選択する必要があります。

– いえづくりのコンセプト

というわけで、
年齢とともに気になるようになってきた湿度。

いえづくりに置いても、
どうやって湿度コントロールするのか?
は考えておきたいポイント。

全熱交換型1種換気を使うか、
家電を使って地道にやるか。
当時は結論を持ってはいませんでしたが、
「調湿のことを考えてくれる」
ということを1つのコンセプトとして持つことにしました。

コンセプトの追加です。
・断熱性 Ua値は0.4くらいがいい。
・メンテナンス性がいい。
・耐震等級は3がいい。
・気密性能C値は1.0以下がいい。
・調湿に対するケアがある。

– エコカラット要らず?

さてさて、
2022年のわたし目線だと、
すでにお家のスペックは決まっています。

全熱交換1種換気は採用しませんでした。
#メンテナンスが気になった。

エコカラットも採用しませんでした。
#アクセントクロス的考えが合わない。

室内は珪藻土 + 和紙にする予定です。

Lixil様の情報を信じるのであれば!
床面積の1/4程度のエコカラット施工があればOK!

つまり、
珪藻土であれば床面積の6/4倍程度あればOK!

ということになります。

これを我が家の場合で試算してみました。

我が家は32坪の総二階。
だいたい106㎡で、
今回は2階部分の53㎡だけで計算してみます。

床面積 53㎡に対して、
必要な珪藻土壁の面積は79.5㎡です。
ざっくりと80㎡ですね。

2階部分で珪藻土を塗る部分はざっくりと、
・天井高2.2m
・壁一面の長さ7.2m
となっており、
1面あたり15.8㎡、4面で63.4㎡となります。
窓もあるので、ざっくり60㎡とします。

必要な壁面積が80㎡、
実際の壁面積が60㎡、
となり、四面の珪藻土壁だけでは20㎡足りない結果となりました。

ここに天井に貼る和紙効果を加えてみます。

和紙は一応調湿効果があるよ!
とうたわれているので、
Lixil基準で換算すると…
(珪藻土の1/4の能力として)

天井面積が93㎡程度なので、
珪藻土換算で23㎡程度の調湿効果があることになります。
#勾配天井 + 一部下がり天井

よって、珪藻土壁 + 和紙天井で、
Lixil推奨の調湿能力ラインまでは確保できていそう!ということがわかります。

Lixilのデータが真であれば、
新居も6時間程度なら部屋全体の湿度の変化を穏やかにできる、と言えそうです。

あとは
・冷房の除湿効果
・除湿器のポイント利用
・加湿器
を使うことでなんとか調湿していく、という生活になりそう。

それにしてもすごいですね。
エコカラット。

珪藻土や調湿壁紙オンリーだと、
家の壁と天井を全部計算に入れないと、
どっこいどっこいにはならない。

部屋干ししそうなところにポイントで使うのはアリかもしれない…。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回。